ホワイエのドライリースは
国内最大級の品揃えです。
リースだけで毎年300種類以上。
その品揃えの豊富さは、
10年以上に及ぶ生産者との
信頼の証です。
今でこそ、
日本の玄関のドアにも
ドライリースが飾られるように
なりましたが、
未だドライリースになじみが薄かった
10年以上前から
生産者の工場に足を運び、
時間をかけて
商品開発を行っています。
歴史のこと
国内最大級の品揃えです。
リースだけで毎年300種類以上。
その品揃えの豊富さは、
10年以上に及ぶ生産者との
信頼の証です。
今でこそ、
日本の玄関のドアにも
ドライリースが飾られるように
なりましたが、
未だドライリースになじみが薄かった
10年以上前から
生産者の工場に足を運び、
時間をかけて
商品開発を行っています。
歴史のこと
リースの誕生
歴史上ではじめにリースが登場するのは、今からおよそ2000年前のローマの時代。
ローマ人によって祭事の際の冠として身に付けられたリースは、花嫁の装飾や勝者の象徴、また葬儀の際に故人へ手向ける花輪として使われ、時代とともに変化してきた。
しかし、その原型が作られたのは、その遥か昔、ギリシャ神話の中だった。古代ギリシャの神ゼウスは、オリンピアで行われた走り比べの勝者にオリーブのリースを与えた。それはまさに、オリンピックなどの祭事に勝者のみが頭に被ることのできるあの冠だ。ギリシャはオリンピック発祥の地である。オリンピックの勝者が栄光の証として頭に被っているものは花冠であり、オリーブでできたリースだったのだ。
勝者がリースを持ち帰りドアに飾ることで勝利や栄光を示すステータスとなっていたとされている。
リースとクリスマス
現在でもリースと結びつきの強い祭事として、クリスマスが挙げられる。今度はクリスマスとリースの関係についてみていこう。
今から約1700年前に、ローマ皇帝がキリスト教を国教としたことから、キリスト教徒にローマの風習が広まったと言われている。もともとあったリースを飾るという文化とキリスト教の文化が混ざり、クリスマスでもリースが飾られるようになった。
古代ローマでは、新年の祝賀は12月31日から1月4日まで続いたのだが、この時、贈り物を交換するのが習わしだった。さまざまな品物が贈られたが、もともとは常緑樹の枝を贈って祝っていた。これは、健康の女神ストレニアにちなんで「ストレナエ」と呼ばれている。現代の人たちは、クリスマスに親しい友人と酒をのみかわすとき、「健康のために」と乾杯をするが、ローマ人にとっては、1年を通じてみずみずしい緑の枝を贈る行為に、この「健康のため」にという思いが込められていた。
贈り物に付加価値をつけるために、自然と枝を折り曲げて円形状にするのも流行った。
こうした思いがあり、クリスマスにもらったリースを入口に飾るようになっていった。
キリスト教では「アドベント」と呼ばれる期間があるが、これは、キリスト教西方教会においてイエス・キリストの降誕を待ち望む時間である。そのアドベント前の特定の期間にリースを飾る習慣も現在まで浸透している。
リースを飾るわけ
日本では、クリスマスリースがポピュラーになり、それ以外でも欧米のようにリースを楽しむように浸透していった。
今でこそリースは季節を問わず飾られるようになったが、やはりリースの中で一番歴史が古く馴染み深いのはクリスマスである。
クリスマスリースを飾るのには、大きく分けて3つの代表的な意味がある。それは、「魔除け」「豊作祈願」「新年の幸福祈願」である。
魔除け…クリスマスリースは一般に玄関に飾られることが多い。これは玄関に飾ることで家の中を守るという意味があるからなのだ。
また、クリスマスリースには緑色の葉っぱが付いていることが多い。クリスマスリースによく用いられる常緑樹は、古くから強い生命力の象徴とされてきた。葉自体にも殺菌作用や抗菌作用があるため、それらが転じて「災いから家族を守るもの」という意味が生まれた。
豊作祈願…リースについている飾りには松かさやリンゴなどの果実が飾られていることがある。それら作物を模した飾りには、収穫を祈願するという意味が込められている。
新年の幸福祈願…日本ではクリスマスが終わるとすぐに正月の準備をはじめるが、キリスト教内ではクリスマスは当日だけではない。
年があけてもクリスマスは続くため、新しい年の幸せを祈る、という日本のしめ縄のような役割を果たす意味があるのだ。
リースのかたち
リースと言えば、何を思い浮かべるだろう。まず思い浮かべるのはあの丸い、輪の形ではないだろうか。
リースは英語で『wreath』と表記する。これは「花輪、花冠、冠、輪状のもの」という意味を持つ。正にあの形のことである。
輪には「終わりのない」「永遠」「いつまでも続く」などの意味があり、これは聖書で神を表現する「私はアルファでありオメガである」 「初めであり終わりである」などの言葉に通じる。この形状はキリスト教の祭りであるクリスマスの飾りということにおいては非常に重要なのである。
この形状は「終わりのない永遠の神の愛」という意味も込められているため、神の愛に敬意を込めて作られた形と言える。
そのほかにも、丸い形には季節 (四季) の循環や生命の輪廻転生を表す意味もある。丸い形はどこにだってある。あなたの、あなただけの意味を丸い形に込めよう。
リースを飾ろう
こうしてリースのことを知るとあの綺麗なリースには少し不思議なパワーが込められているように思える。ちょっぴり神秘的で、かわいい、リースを飾ろう。玄関じゃなくったっていい。自分の好きなところに、自分の思いをのせて飾るのだ。
また無事に帰って来られますように、いつまでも家族一緒に居られますように、季節が巡り豊かな日々を過ごせますように、この幸せがずっと続きますように。
歴史上ではじめにリースが登場するのは、今からおよそ2000年前のローマの時代。
ローマ人によって祭事の際の冠として身に付けられたリースは、花嫁の装飾や勝者の象徴、また葬儀の際に故人へ手向ける花輪として使われ、時代とともに変化してきた。
しかし、その原型が作られたのは、その遥か昔、ギリシャ神話の中だった。古代ギリシャの神ゼウスは、オリンピアで行われた走り比べの勝者にオリーブのリースを与えた。それはまさに、オリンピックなどの祭事に勝者のみが頭に被ることのできるあの冠だ。ギリシャはオリンピック発祥の地である。オリンピックの勝者が栄光の証として頭に被っているものは花冠であり、オリーブでできたリースだったのだ。
勝者がリースを持ち帰りドアに飾ることで勝利や栄光を示すステータスとなっていたとされている。
リースとクリスマス
現在でもリースと結びつきの強い祭事として、クリスマスが挙げられる。今度はクリスマスとリースの関係についてみていこう。
今から約1700年前に、ローマ皇帝がキリスト教を国教としたことから、キリスト教徒にローマの風習が広まったと言われている。もともとあったリースを飾るという文化とキリスト教の文化が混ざり、クリスマスでもリースが飾られるようになった。
古代ローマでは、新年の祝賀は12月31日から1月4日まで続いたのだが、この時、贈り物を交換するのが習わしだった。さまざまな品物が贈られたが、もともとは常緑樹の枝を贈って祝っていた。これは、健康の女神ストレニアにちなんで「ストレナエ」と呼ばれている。現代の人たちは、クリスマスに親しい友人と酒をのみかわすとき、「健康のために」と乾杯をするが、ローマ人にとっては、1年を通じてみずみずしい緑の枝を贈る行為に、この「健康のため」にという思いが込められていた。
贈り物に付加価値をつけるために、自然と枝を折り曲げて円形状にするのも流行った。
こうした思いがあり、クリスマスにもらったリースを入口に飾るようになっていった。
キリスト教では「アドベント」と呼ばれる期間があるが、これは、キリスト教西方教会においてイエス・キリストの降誕を待ち望む時間である。そのアドベント前の特定の期間にリースを飾る習慣も現在まで浸透している。
リースを飾るわけ
日本では、クリスマスリースがポピュラーになり、それ以外でも欧米のようにリースを楽しむように浸透していった。
今でこそリースは季節を問わず飾られるようになったが、やはりリースの中で一番歴史が古く馴染み深いのはクリスマスである。
クリスマスリースを飾るのには、大きく分けて3つの代表的な意味がある。それは、「魔除け」「豊作祈願」「新年の幸福祈願」である。
魔除け…クリスマスリースは一般に玄関に飾られることが多い。これは玄関に飾ることで家の中を守るという意味があるからなのだ。
また、クリスマスリースには緑色の葉っぱが付いていることが多い。クリスマスリースによく用いられる常緑樹は、古くから強い生命力の象徴とされてきた。葉自体にも殺菌作用や抗菌作用があるため、それらが転じて「災いから家族を守るもの」という意味が生まれた。
豊作祈願…リースについている飾りには松かさやリンゴなどの果実が飾られていることがある。それら作物を模した飾りには、収穫を祈願するという意味が込められている。
新年の幸福祈願…日本ではクリスマスが終わるとすぐに正月の準備をはじめるが、キリスト教内ではクリスマスは当日だけではない。
年があけてもクリスマスは続くため、新しい年の幸せを祈る、という日本のしめ縄のような役割を果たす意味があるのだ。
リースのかたち
リースと言えば、何を思い浮かべるだろう。まず思い浮かべるのはあの丸い、輪の形ではないだろうか。
リースは英語で『wreath』と表記する。これは「花輪、花冠、冠、輪状のもの」という意味を持つ。正にあの形のことである。
輪には「終わりのない」「永遠」「いつまでも続く」などの意味があり、これは聖書で神を表現する「私はアルファでありオメガである」 「初めであり終わりである」などの言葉に通じる。この形状はキリスト教の祭りであるクリスマスの飾りということにおいては非常に重要なのである。
この形状は「終わりのない永遠の神の愛」という意味も込められているため、神の愛に敬意を込めて作られた形と言える。
そのほかにも、丸い形には季節 (四季) の循環や生命の輪廻転生を表す意味もある。丸い形はどこにだってある。あなたの、あなただけの意味を丸い形に込めよう。
リースを飾ろう
こうしてリースのことを知るとあの綺麗なリースには少し不思議なパワーが込められているように思える。ちょっぴり神秘的で、かわいい、リースを飾ろう。玄関じゃなくったっていい。自分の好きなところに、自分の思いをのせて飾るのだ。
また無事に帰って来られますように、いつまでも家族一緒に居られますように、季節が巡り豊かな日々を過ごせますように、この幸せがずっと続きますように。